エンジニアなのでホームベーカリーを直す

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ことの発端

とある日、久しぶりに家でパンを作ろうとしたらパン羽根(パンをこねる機構)が動作せず。

siroca製 SHB-712 (SHB-722)

とりあえず分解

回転機構が動作しないので、ベルト / モーター / 基盤周りが怪しそう…。

操作パネルを外す

蓋を開けて内側2箇所ネジ止めされているので外す。

すると全面に爪が4箇所あり、正面方向に取り外すことができました(配線を切らないように注意)。

操作パネルを外したところ

基盤にアクセスする

まず灰色のフレームの8箇所ビス止めを外します。

上下1つずつ、左右3つずつ外す

フレームを取り外すために操作パネルのコネクタを抜き、完全に取り外します。

ケーブルが伸びている先の白い部分をつまんで外す

庫内底面のネジ止め4箇所を外し、釜を取り出します。

あまり細かい作業が得意でない人は温度計類の配線(黄色い線)の固定金具を外してしまっても良いかもしれません。

ここを外すと釜(?)部分が取り外せる

基盤を固定しているフレームのネジ止めを2箇所外し、モーターの配線コネクタを抜きます。

ケーブルが伸びている先の白い部分をつまんで外す
TO☆RE☆TA

基盤素子の破損だったり断線ではなさそう…。

プーリーにアクセスする

底面の金属板のネジ止めを6箇所外します。

本体を傾けて出てきたこれを見て察しました
ベルト”だったもの”

原因はベルトの経年劣化ですねー。

修理する

パーツを注文する

siroca公式サイトではベルト部品単体での販売は無いそう…なので代わりになりそうなパーツをネットで見繕います。

今回選んだのは安心と信頼の 三ツ星ベルト スーパートルクG タイミングベルト 100S3M525G(ベルト10mm幅/山3mmピッチ/長さ525mm)。

Yahooショッピングの工具店で送料と合わせて1300円ぐらいでした。

掃除をする

固着したベルト”だったもの”を取り除いていきます。

歯にぎっしり詰まっているとその形のまま結構簡単に取れる

爪楊枝で取れない部分は肌に優しくないタイプのネイル除光液(アセトン入り)をキムワイプにつけて擦ると取れます。

きれいになりました

新しいベルトを取り付ける

一回軸側に片方ずつ入れてから引き上げると入れやすいです。

張りが強めで少し傾いた状態なので長さ528mmでも良かったかもしれない

あとは分解した手順を逆から行い組み立てるだけ。

最後に

ネット上ではベルト幅6mmで紹介しているサイトもありましたがそれはたぶん細すぎると思います。(12mmでも入りそうだけど該当製品を見つけられず)

修理して休日を潰してしまいパンをまだ作れていないそうな。

おわり。

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この記事を書いた人

趣味 : 色々
得意 : ものづくり
一言 : パソコン&旅行初心者です。

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