毎年春の季節になると花粉症がつらいですよね?
花粉症がつらくて仕事が捗らないこともあるかと思いますが、そんなあなたにおすすめなのが「避粉ワーケーション」です。
ということで今回は、ワーケーションに最適な国内外の避粉地をご紹介します!
前提
そもそもですが、花粉って色々種類がありますよね。
日本で花粉と言えばスギ花粉といっても過言ではないので、今回は「スギ花粉」を軸にお話ししていきます。
避粉とは
避粉とは、花粉症が発症する3月〜4月の間、花粉の少ない地域へ移動することです。
花粉症の症状がひどい場合は、花粉の少ない地域へ移動することで症状の緩和や発症予防の効果が期待できます。
避粉地とは
避粉地とは、そのままですが花粉の少ない地域のことです。
日本では春にスギ花粉が多く飛びますが、地域によってはスギ花粉が少なかったり、飛散の時期が異なる場合もあります。
国内の避粉地
ということで、まずは国内の避粉地をご紹介します。
沖縄
沖縄県は杉が植林されていないため、スギ花粉に悩む人はほとんどいません。
また、2〜4月は一年の中で一番過ごしやすい時期であり、避粉だけでなく観光にも適しています。
春は台風などの心配がないですし、夏に比べ旅行客が少ないのでワーケーションにはピッタリの季節です。
的山大島
長崎県平戸市の的山大島(あづちおおしま)もスギ花粉が少ないことで知られています。
毎年3月上旬には、観光と避粉を兼ねた2泊3日のセラピーツアーが実施されています。
滞在中は観光名所を巡るだけでなく、医師による花粉症講座も受けることができます。
離島へは平戸港からフェリーで40分かかり、定員も15人と決まっているので、早めに計画を立てて申し込むのが良いでしょう。
奄美群島
奄美群島は鹿児島県に位置し、天然のスギやヒノキが自生しておらず、人工林も他地域と比べて非常に少ない土地です。
花粉症患者を対象としたモニターツアーを実施したところ、参加者全員に症状の改善が見られ、時間経過とともに症状も緩和されました。
八丈島
八丈島は花粉症の原因となる植物がなく、海に囲まれている関係で本州から花粉が飛んでくることもありません。
その他にも、島を囲む澄んだ海や、無料で利用できる裏見ヶ滝温泉など、羽を伸ばすのに最適な環境です。
小笠原諸島
小笠原諸島は八丈島と同じく、スギやヒノキの植林がなく、本州からの花粉も飛んできません。
また、世界自然遺産に登録されており、非常に自然豊かな土地で知られています。
小笠原諸島で仕事をした後、大自然の中でまったり過ごすのも楽しそうですね。
草津温泉
群馬県にある草津温泉は、訪れたことがなくても名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
草津温泉は名前の通り温泉地として有名ですが、街が1200kmの高地にあるため、スギやヒノキは生息していません。
最近では、花粉の影響が少ないため避粉地としても注目を集めています。
北海道
北海道は沖縄と同じくスギやヒノキが少ないので、花粉症の方にはおすすめの避粉地です。
4月下旬頃からシラカバやハンノキの花粉が飛散し始めるので注意は必要です。
海外の避粉地
続いて、海外の避粉地をご紹介します。
香港
香港にはスギが生息していないと言われており、花粉症のある方は快適な時間を過ごせるでしょう。
香港へは飛行機で4〜5時間で行けますし、時差も1時間でワーケーションに適した環境です。
台湾
台湾は日本と比べてスギがほとんどなく、花粉症の症状はほぼ出ません。
飛行機で3〜4時間ほどですし、日本との時差も1時間なのでワーケーションにもってこいです。
街で美味しいものを食べるとモチベーションがグッと上がりそうですね。
グアム・ハワイ
グアム・ハワイは日本人にも人気の観光地ですが、スギ花粉がないため避粉にも向いています。
グアムでは3月が乾季で晴天が多くなるため、外も出歩きやすい時期です。
ハワイでは3月上旬が雨季のため、服装には気を付ける必要があります。
東南アジア
東南アジアには、スギやヒノキ、そしてブタクサもありません。
また物価も安いので、ワーケーションに経費をかけたくない場合におすすめです。
まとめ
今回は国内外の避粉地をご紹介しました。
避粉地は今回ご紹介した以外にも色々あるので、是非花粉症対策でワーケーションをしてみてください!
★総括
・避粉とは、花粉の少ない地域に移動することである。
・避粉地とは、花粉の少ない地域のことである。
・国内の避粉地は離島が多い。
・避粉によって、花粉症の症状緩和が期待できる。
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